2009年11月アーカイブ

有果里さんがAKIRA(映画版)が好きだけど漫画は読んだことがない、というのでAKIRAの漫画を持ってきました。有果里さんはやっと2巻を昨日持って帰っていったのですが、僕のほうはもう止めることができず、たぶん今日読み終わってしまいそうです。久しぶりに通しで読んで、やっぱりよく分からない部分もあるのですが、面白くて引き込まれます。画も上手すぎて、読んでいると、漫画なんだかなんなんだか、よく分からなくなります。でもその割に、奥さんとかに「AKIRAってどんな話なん?」と聞かれると、全く説明できなかったりします。結局なんの話なんだろう。

タマケンさんの本

ブログではお知らせしていなかったので、新入荷のお知らせです。現在SEWING GALLERYで「08_09 playing with ships」が開催中の、タマケンさんこと玉井健二さんの作品集が入荷しました。2008年から今年にかけて、タマケンさんが作りためていた300艘の舟が収められています。大きな舟やちいさな舟、凝った舟もあれば、なんにも手を加えていない舟もあります。あの星ヶ丘という場所がもつ独特の空気感が伝わってくるようです、とか言うと安っぽいのですが、他にいい方が見つかりません。是非展示で300艘が一堂に会しているところを観ていただきたいです。展示は日曜日まで。
例によってブックロアさんとの共同企画本ですが、ブックロア史上初の関わった人が全員男本になりました。その所為か、今までとは雰囲気が違う本になっているような気がします。

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今、2009年11月18日午前9時24分現在、とても事務所内がマニキュアくさいです。というのも三倉の個展「詩はおどる」が20日から京都のmizucaさんで開催される準備を事務所でやっているからで、作品に大量にマニキュアが使われているからです。この人はまあいつもギリギリにならないと動かない、武田信玄のような人ですが、よい文章を書きます。それにセンスもいいのです。いつも思いつきで発言しているとは思うのですが、けっこうな確率でよいことをいうのです。にくいやつです。コツコツ積み上げタイプの僕とはまあ間逆です(センスという意味です。ギリギリにならないと動かないのは同じ)。12月4日から3日間限定で行う、鞄作家浜七重さんの鞄受注会の紹介文もステキでしたので、チラシが刷り上がる前にご紹介します。

マリーナのランデブー

その日
台所の白い壁に絵を一枚飾った
花を買って帰ろうと思った
本棚を眺めてみた
ひとつひとつを
気に留めてみようとした

黄金色の日差しが漂う
小さなアトリエには
足もとを流れる音楽に
重なり合う時間のいくつもが
緩やかな襞となって
低く腰掛けた私を包み込んだ

そっと手渡された思いが
彼女の指先に宿る
黄昏時
この場所を後にしたら
彼女にゆだねよう
私の日常から生まれる
ひとつひとつを
いつか抱えているであろう
私のひとつひとつを

ちょっとずつ、新しい本が入ってきたり、入ってきそうだったりしています。またあらためてご紹介します。

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有果里さんの展示、フェスタ、東京出張、浜七重さんの展示の準備とチラシ、「詩と雲」の告知…とどんどん日が過ぎて行っている間にもう17日! 今年もあと45日を切って、クリスマスソングを街で聞くのがたのしくなってきました。1年で一番好きな時期が今なので、目一杯楽しんでいます。

最近どんどんと外部の記憶装置、というかiPhoneに、行きたいお店やギャラリー、読みたい本など、いろんな情報をEvernoteというソフトを使って入れていってるのですが、それで思うのは、こうして頭の中に覚えておかないといけない情報が減ってくることで、代わりに何かを覚える余地だったりとか、考えることに変化があるのかどうか、ということです。たとえば今の人はほとんど電話番号を覚えていないとのことですが、その代わりに何か別のことを覚えられるようになるのかどうか、それとも覚えていないってことで、単純に頭を使ってないので、バカになるという論法に直結してしまうのか、そんなことです。でもその論法が通用するのは僕らのような、昔は覚えていたけど今は電話のメモリー頼りで、全く忘れちゃったなあという世代だけで、物心がついた時からパソコンや携帯電話がそばにある今の子どもたち以降の世代には、単純にバカになる、とも言い切れないような気がするのです。

先日twitterで見たつぶやきで、5歳の女の子がテレビを見ていて「今のもう一回見たいから止めて」とか「ねこちゃんがみたいから検索して」とかお父さんにフツーに言うって話がありましたが、その子たちの感覚って、僕らが見てきた、感じてきた感覚とは、絶対に異なっていると思うし、そこから生まれる新しい何か、が進化か退化かはわかりませんが、どんなものなのかってことには興味がすごくあります。最近はそんなようなことばかり考えていて、日曜日、有果里ちゃんともその話で盛り上がりました。

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